幕末~大正の儒学者、南岳の世界観味わって 高松で書30点展示
幕末から大正にかけて活躍した香川県高松市塩江町ゆかりの儒学者・藤沢南岳(1842~1920年)の書を集めた特別展が23日、同市上林町の大西・アオイ記念館で始まった。同市の茶道師範・美沢宗包さん(94)が集めた約30点を展示しており、訪れた人たちは南岳の世界観が味わえる書の数々に見入っている。24日まで。
幕末から大正にかけて活躍した香川県高松市塩江町ゆかりの儒学者・藤沢南岳(1842~1920年)の書を集めた特別展が23日、同市上林町の大西・アオイ記念館で始まった。同市の茶道師範・美沢宗包さん(94)が集めた約30点を展示しており、訪れた人たちは南岳の世界観が味わえる書の数々に見入っている。24日まで。
徳島との県境に位置する香川県仲多度郡まんのう町川東の島ケ峰地区で、白くかれんなソバの花が見頃を迎え、標高850メートルを超える棚田一面に広がっている。23日には花見会が開かれ、町内外から詰めかけた人々が、秋風に揺れる花々と熱々の振る舞いそばを満喫した。
香川県高松市在住の現代美術家川島猛さん(93)が活動の場を求め、1963年に渡米してから現在までの60年を振り返る特別企画展が23日、同市紺屋町の高松市美術館などで始まった。世界的に注目を集めた絵画や立体作品計28点をはじめ、同市内にあるさまざまな施設のパブリックアートの映像などが放映され、来場者を圧倒している。11月12日まで。
讃岐ラーメンの草分け的存在。看板メニューは「はまんどラーメン」(850円)。国産小麦を使用した特製太麺はのど越しが良く、伊吹産のイリコ、鶏ガラ、豚骨などをじっくり煮込んだスープはこくがある。「あっさり」と「こってり」の2種類から選べる。
香川県三豊市仁尾町の昔ながらの町並みにひな人形や物語のジオラマなどが飾られる「仁尾八朔(はっさく)人形まつり」(同実行委員会主催、四国新聞社など後援)が22日、町文化会館周辺で始まった。新型コロナウイルス禍前の2019年以来、4年ぶりの開催。展示は商店の店先や民家の座敷など23カ所であり、訪れた人たちは路地を散策して歴史情緒に浸っている。24日まで。