オリーブ酵母清酒 都市圏で人気上昇中 商品化3年、出荷1.5倍に
香川県産オリーブの果実から採取した酵母を使った日本酒「さぬきオリーブ酵母清酒」が、2020年度の商品化から3年を迎えた。香川県内メーカー4社による22年度の国内出荷量は、初年度の1・5倍に成長。日本酒の国内出荷が減少傾向にある中でも、都市圏の飲食店を中心に需要を伸ばしており、酵母を開発した香川県酒造組合(川人裕一郎会長)は「オリーブの実の酸味が感じられる風味で、とても料理に合う日本酒。香川独自の地酒として認知度が高まっている」としている。