行き場のない気持ちや誰かに伝えたい思いを預かってくれると、世界から注目を集める「漂流郵便局」の分局が24日、香川県綾歌郡綾川町萱原のイオンモール綾川で本格開業する。常設の分局ができるのは初めてで、同店は「残された人たちの思いを受け止める受け皿になりたい」としている。


 香川県坂出市沙弥島の東山魁夷せとうち美術館で、叙情感あふれる風景画と併せ、魁夷と交流のあった人々からの“作品解説”ともいえる文章をパネルで紹介する第4期テーマ作品展が開かれている。魁夷が留学や旅を通して追い求めた自然美の表現を画家や作家、哲学者らの言葉を手がかりに探ることができる。4月9日まで。


 吉本興業の香川県住みます芸人として活躍する梶剛さん(41)=香川県三豊市出身=が企画、運営する「かじ祭り」が26日、香川県高松市番町の高松市中央公園で開かれる。香川のグルメや雑貨など約50ブースが出店するほか、総勢23組の若手芸人によるステージライブも実施。梶さんは「いつも応援してくれる県民の皆さんへの恩返し。笑って食べて楽しんで」と来場を呼びかけている。


 高松松平家12代当主、松平頼寿(よりなが)(1874~1944年)が収集した小品盆栽の道具を紹介する展示会「小さきものたちの世界」が、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。繊細さを感じさせるミニサイズの盆栽鉢などがずらりと並び、頼寿が親しんだ世界の魅力を伝えている。4月9日まで。


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