塩業資料館と塩竃神社 香川県坂出市大屋冨町、常盤町 塩づくりの変遷たどる 久米通賢が発展に貢献
讃岐の科学者・久米通賢(1780~1841年)の塩田開発により、江戸時代から昭和にかけて「塩のまち」として栄えた香川県坂出市。全盛期には全国の塩の3分の1近くを生産していたという。坂出と塩業の歩みを道具などの展示を通して紹介しているのが市塩業資料館(同市大屋冨町)。同館などを訪れ、まちの礎だった塩業を支えた人々の足跡をたどった。
讃岐の科学者・久米通賢(1780~1841年)の塩田開発により、江戸時代から昭和にかけて「塩のまち」として栄えた香川県坂出市。全盛期には全国の塩の3分の1近くを生産していたという。坂出と塩業の歩みを道具などの展示を通して紹介しているのが市塩業資料館(同市大屋冨町)。同館などを訪れ、まちの礎だった塩業を支えた人々の足跡をたどった。
江戸時代から昭和期までの金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)への観光案内図を集めた「こんぴら絵図展」(町文化財保護協会主催)が、同町の町立ギャラリー・ACTことひらで開かれている。街並みの変化や発行当時のにぎわいを感じさせる絵図が、来場者の興味を引いている。28日まで。
行き場のない気持ちや誰かに伝えたい思いを預かってくれると、世界から注目を集める「漂流郵便局」の分局が24日、香川県綾歌郡綾川町萱原のイオンモール綾川で本格開業する。常設の分局ができるのは初めてで、同店は「残された人たちの思いを受け止める受け皿になりたい」としている。
香川県坂出市沙弥島の東山魁夷せとうち美術館で、叙情感あふれる風景画と併せ、魁夷と交流のあった人々からの“作品解説”ともいえる文章をパネルで紹介する第4期テーマ作品展が開かれている。魁夷が留学や旅を通して追い求めた自然美の表現を画家や作家、哲学者らの言葉を手がかりに探ることができる。4月9日まで。
吉本興業の香川県住みます芸人として活躍する梶剛さん(41)=香川県三豊市出身=が企画、運営する「かじ祭り」が26日、香川県高松市番町の高松市中央公園で開かれる。香川のグルメや雑貨など約50ブースが出店するほか、総勢23組の若手芸人によるステージライブも実施。梶さんは「いつも応援してくれる県民の皆さんへの恩返し。笑って食べて楽しんで」と来場を呼びかけている。