手作りうちわ工房「茂木団扇」(香川県丸亀市土器町)の8代目・茂木伸彰さんによる作品展が、香川県高松市上福岡町の讃岐漆芸美術館カフェギャラリーで開かれている。丸亀うちわを使った行灯(あんどん)や小物置きなどユニークな作品が並び、来場者の注目を集めている。2月5日まで。


 国の伝統的工芸品に指定されている「丸亀うちわ」にスポットを当てた写真展が、香川県高松市上林町の大西・アオイ記念館で開かれている。伝統技法を用いて製作する職人を捉えた力作約60点が並び、江戸時代から受け継がれている竹などを使った「用の美」が完成するまでのプロセスを伝えている。29日まで。


 4年に1度、国内外の若手ピアニストが技巧や表現力を競う「第5回高松国際ピアノコンクール」が2月12~24日の延べ10日間、香川県高松市玉藻町のレクザムホールで開かれる。新型コロナウイルスの影響で約1年の延期を経た今回は、9カ国の45人が出場。5回目を迎え、より一層レベルが高まるコンクールで栄冠をつかむのは誰か。世界の“才能”が県都で熱戦を繰り広げる。


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