新緑の季節を迎えた小豆島の寒霞渓で、島の一部の地域だけに自生する希少植物「ショウドシマレンギョウ」が見頃を迎えている。四望頂(しぼうちょう)展望台周辺の遊歩道沿いでは、直径2~3センチのかれんな黄色い花が青空に映え、散策を楽しむ地元住民や観光客の視線を引き付けている。


 香川県農協(香川県高松市)は、高松市の生産農家が育てた松盆栽のレンタルサービスを始めた。観賞用として1カ月単位で貸し出し、企業の受付スペースや商業施設などでの利用を見込む。全国に誇る地域産品として大勢の人の目に触れる機会を増やし、新規の販路開拓や生産者支援につなげる。


 屋島の魅力に触れてもらおうと、高松市が、香川県高松市屋島東町の屋島山上交流拠点施設「やしまーる」の展示スペースを一新した。屋島の歴史や自然、文化を視覚や聴覚で体感できる作品に入れ替え、回廊型の建物内の各所に配置。訪れた観光客らは館内をゆっくりと巡り、展示品の数々にじっくりと見入っている。


 西日本高速道路サービス・ホールディングス四国支社は、四国4県の高校とサービスエリア(SA)が共同で考案したメニューを期間限定で販売している。産学連携の一環で、地域の魅力発信を目的にした企画。県内では、観音寺総合高校(香川県観音寺市天神町)の総合学科食物系列の生徒と高松自動車道の豊浜SA上り線がコラボし、「SHIKOKUうどんと選べる2種の丼」を提供している。21日まで。


 香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は18日、16世紀の火災で焼け残った土製の「塑像(そぞう)薬師如来像頭部」について、焼ける前の状態を復元して一般公開を始めた。弘法大師空海の誕生1250年記念事業の一環で、科学技術を駆使して仏像専門家らが6年がかりで完成させた。公開は記念祭が終わる6月15日まで、同寺金堂で行う。無料。


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