新鮮な地魚を気軽に楽しめる店として幅広い層に親しまれた「いただきさんの海鮮食堂」(香川県高松市茜町)が27日で閉店する。2004年の開店から18年。瀬戸内の魚のおいしさを発信してきた名店が姿を消すことになり、常連客からは惜しむ声が上がっている。


 香川県高松市昭和町の高松市歴史資料館で、開館30周年を記念したコレクション展「ひらく。―高松の歴史13のキーワード」が開かれている。同館の約5万7千点の収蔵品の中から美術工芸品や古文書を厳選して紹介することで、高松が歩んだ歴史の一端をひもといている。25日まで。


 ベートーベンの交響曲第9番を歌い上げる「かがわ第九2022」が18日、香川県高松市玉藻町のレクザムホールで開かれる。新型コロナウイルスの影響で2年間休止していたが、30年以上の歴史を誇る香川の伝統行事が復活。第一線で活躍する香川ゆかりのソリストと県民らでつくる合唱団が心を一つに歓喜の歌声を高らかに響かせる。


 約1万発の花火が打ち上がるイベント「さぬき花火浪漫(ろまん)」が来年1月14日、香川県まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で開かれる。全国の花火事業者15社が腕を競い合う予定で、チケットは販売サイト「イープラス」で購入できる。


 1896(明治29)年創業の老舗菓子店。小麦粉と砂糖を混ぜて焼き上げる「カタパン」は、近くの75番札所・総本山善通寺へ参拝などに訪れた著名人やお遍路さんらが、驚くほどの堅さと素朴な味わいが特徴の銘菓を求めて足を運ぶ。


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