香川県内最大の自然薯(じねんじょ)の生産地、香川県さぬき市大川町の南川地区で16日、今季の初掘りが行われた。今年はサルや台風による被害が一部で見られたものの、この日掘り出した自然薯の出来は上々。例年通りの粘りや風味が期待できるという。29日から同地区の南川自然の家で販売される。


 高松交響楽団(佐々木啓隆理事長)の第127回定期演奏会が20日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。今回はチェコ・ボヘミア地方にまつわる作品3曲を特集。現地の情景が思い浮かぶような壮大な音色を届ける。


 トロンボーンの奏者だけでつくるアンサンブルやオーケストラのコンサート「トロンボーンフェスティバルin香川」が20日、香川県三豊市詫間町のマリンウェーブで開かれる。クラシックのイメージのある楽器だが、プログラムは全て幅広い世代に親しまれている歌謡曲で構成。柔らかく豊潤な音色が重なり合う新しいスタイルの舞台が楽しめそうだ。


 香川県高松市の栗林公園で15日夜、秋のライトアップに向けた試験点灯があった。赤や黄色に色付き始めたカエデやイチョウが柔らかな光に照らされ、夜空に浮かぶ幻想的な錦秋の光景が園内に広がった。期間は18日から27日までの10日間。


 緑豊かな五色台丘陵に囲まれた海の見える公園。園内を東西に走る「黄の峰通り」、南北に延びる「紅の峰通り」が紅葉の見どころ。立ち並ぶケヤキやアメリカフウなどが赤や黄色に染まり、柔らかな陽光を受けてひときわ鮮やかな色彩を放っている。(12日撮影)


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