秋の夜、幻想的に演出 坂出・香風園で「観月会」
中秋の名月(今年は9月10日)に合わせた恒例の「観月会」が8日、香川県坂出市本町の香風園で始まった。12日までの5日間、園内をライトアップして日替わりの出演者が演奏会を実施。来場者は秋の香りが漂い始めた庭園で、幻想的な雰囲気に浸っていた。
中秋の名月(今年は9月10日)に合わせた恒例の「観月会」が8日、香川県坂出市本町の香風園で始まった。12日までの5日間、園内をライトアップして日替わりの出演者が演奏会を実施。来場者は秋の香りが漂い始めた庭園で、幻想的な雰囲気に浸っていた。
高松市中央図書館などが入る複合施設「サンクリスタル高松」(香川県高松市昭和町)の開館30周年を祝う記念事業が10日から、同施設で開かれる。菊池寛記念館のコレクション展を皮切りに、12月まで約3カ月半にわたって多彩な展示やイベントを用意している。
日本の技術革新を支えたとされる「特許」や「実用新案」について紹介する企画展「くらしの道具の技術革新」が、香川県高松市亀水町の瀬戸内海歴史民俗資料館で開かれている。生活を豊かにするための知恵と工夫が込められた生活道具が並び、技術開発の歩みの一端をうかがい知ることができる。11月6日まで。
瀬戸内海の島々などを舞台にした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2022」(同実行委主催)の夏会期が4日、閉幕した。好天に恵まれた最終日は各会場に家族連れらが詰めかけ、夏の終わりを惜しむかのように非日常の世界にじっくりと浸っていた。
皇太子時代の昭和天皇が1914(大正3)年に栗林公園(高松市)で植樹された「お手植え松」が、今も健在であることが香川県の調査で明らかになった。落雷を受けて2005年に枯死したと思われていたが、別のマツだったことが判明。樹齢は約120年とみられ、同園は「歴史に思いをはせながら、立派な立ち姿をめでてほしい」と話している。