オリーブの葉を有効活用しようと、農業経営高校(香川県綾川町北、池田宏樹校長)農業生産科の生徒が、生地に葉の粉末を練り込んだ「オリーブうどん」を開発した。鮮やかな緑色で、食べやすいよう細麺に仕上がっており、14日から一般販売を開始した。


 山あいにひっそりとたたずむ製麺所で、メニューはうどんのみ。玉数(小160円、大260円)と「温」か「冷」を店員に伝え、席にあるしょうゆを自分でかけて食べるスタイル。製麺スペースのすぐ横で出来たてを味わえ、地元住民から観光客まで幅広く人気を集めている。


 「埋蔵文化財」というと難しく聞こえるが、要は地面の下にある歴史的遺物のこと。広い高松市内の発掘調査から保存・公開までを手がける「高松市埋蔵文化財センター」を訪ねた。


 香川県土庄町大部の山あいにプロクライマーが注目するロッククライミングエリア「赤嶽(あかだけ)」がオープンした。高低差約50メートル、全幅約300メートルの硬質な安山岩の岩場で、多彩な登攀(とうはん)ルートを設定できるのが特長。整備した小豆島クライミング協会(本部・東京)の担当者は「岩場の規模や質、コースの難度全てが世界トップクラス。各地から大勢のクライマーに足を運んでもらい、地元との交流促進にもつなげたい」と力を込める。


 香川県丸亀市一番丁の丸亀市立資料館で14日から、開館50周年記念企画展「表装の美」が開かれる。絵画や書跡を鑑賞できるように掛け軸などに仕立てる表装に着目し、作品の素晴らしさとともに「表具師」と呼ばれる職人の技の繊細さも紹介する。2月19日まで。


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