放哉の句、涼やかに 土庄 記念館で風鈴展
香川県小豆郡土庄町で最晩年を過ごした漂泊の自由律俳人、尾崎放哉(1885~1926年)の資料を展示する同町の小豆島尾崎放哉記念館で、放哉の句を紹介する「俳句風鈴展」が開かれている。「入れものが無い両手で受ける」などの代表作を中心に60句が風鈴の短冊に記されており、来館者は涼しげな音色を聞きながら、自由律俳句の世界に浸っている。9月4日まで。
香川県小豆郡土庄町で最晩年を過ごした漂泊の自由律俳人、尾崎放哉(1885~1926年)の資料を展示する同町の小豆島尾崎放哉記念館で、放哉の句を紹介する「俳句風鈴展」が開かれている。「入れものが無い両手で受ける」などの代表作を中心に60句が風鈴の短冊に記されており、来館者は涼しげな音色を聞きながら、自由律俳句の世界に浸っている。9月4日まで。
空気の澄んだ寒霞渓(香川県小豆郡小豆島町)で星空を観賞するツアーが19日から10月29日まで、満月などの日を除いて開催される。関係者は「まちの明かりがほとんど見えない瀬戸内海の山上で見る星の輝きは格別。ゆっくりと楽しんでほしい」と呼びかけている。
太平洋戦争末期に旧陸軍の落下傘部隊で使用されたパラシュートが、香川県高松市松島町の市平和記念館で展示されている。約20年前に同市の80代男性から同館に寄贈されたもので、一般公開は初めて。同館が当時聞き取った男性が体験した過酷な訓練の記憶、寄贈に込めた思いと併せて紹介している。12月28日まで。
国の重要無形民俗文化財「滝宮の念仏踊」が25日、香川県綾歌郡綾川町滝宮の滝宮天満宮と滝宮神社で奉納される。新型コロナウイルス拡大の影響で昨年、一昨年は中止となっており、実施は3年ぶり。今秋の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録審査に向け、踊り組メンバーも「弾みになれば」と意気込んでいる。
香川県東かがわ市引田の市歴史民俗資料館で、東讃エリアの江戸期の焼き物が並ぶ企画展が開かれており、来場者を楽しませている。2期制で開催しており、前期最終日は21日。