香川県土庄町大部の山あいにプロクライマーが注目するロッククライミングエリア「赤嶽(あかだけ)」がオープンした。高低差約50メートル、全幅約300メートルの硬質な安山岩の岩場で、多彩な登攀(とうはん)ルートを設定できるのが特長。整備した小豆島クライミング協会(本部・東京)の担当者は「岩場の規模や質、コースの難度全てが世界トップクラス。各地から大勢のクライマーに足を運んでもらい、地元との交流促進にもつなげたい」と力を込める。


 香川県丸亀市一番丁の丸亀市立資料館で14日から、開館50周年記念企画展「表装の美」が開かれる。絵画や書跡を鑑賞できるように掛け軸などに仕立てる表装に着目し、作品の素晴らしさとともに「表具師」と呼ばれる職人の技の繊細さも紹介する。2月19日まで。


 言葉の視覚化をテーマにした企画展「コトバがみえる」が、香川県高松市塩江町の市塩江美術館で開かれている。同館のコレクションの中から文字を題材にした版画やメッセージ性の高い書作品など約20点を展示することで、表現の多様性を浮かび上がらせている。2月5日まで。


 かがわの食HAPPYプロジェクト実行委と香川県は10日、節分に合わせて販売する恒例の新作恵方巻を発表した。今年は、香川名物の骨付鳥とコラボした「さぬきまるごと恵方巻骨付鳥」で、マンバや金時ニンジンなど地元食材もふんだんに使用。スイーツの「さぬき恵方ロール」も販売する。同日から飲食店や百貨店で予約の受け付けを始めた。


 劇団四季の人気演目、「人間になりたがった猫」が2月、香川県内2会場で上演される。同作は、家族で楽しめるオリジナル作品群「ファミリーミュージカル」の一つとして制作され、全国各地で約2千回も上演されている定番。県内では2016年以来、7年ぶりの公演となる。


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