JR四国(高松市)は、スマートフォン一つで切符の購入から乗車までを行える独自のアプリを開発した。10月から主要駅間の特急自由席とフリー切符の一部を対象に先行導入し、来春以降は普通乗車券や定期券などにも拡大する。駅窓口や券売機の混雑緩和、利用者の利便性向上につなげる。


 香川県内の演劇愛好家でつくる劇団マグダレーナ(主宰・大西恵さん)が28日、高松市西宝町のミューズホールでミュージカル「恩讐(おんしゅう)の彼方に」を上演する。今回は菊池寛の代表作を脚色し、戦災孤児をテーマにした作品に仕立てた。物語を紡ぐのは演劇を学ぶ子どもたち。脚色・演出を手がけた大西さん(83)は「世界に戦争ムードが漂う今。未来を担う子どもたちにこそ戦争の悲惨さを語り継いでほしい」と狙いを話す。


 本島汽船(香川県丸亀市)は20日、丸亀港―牛島―本島間の航路に導入する新旅客船の船名が「にじまる」に決まったと明らかにした。今秋の就航を予定している。同市福島町の丸亀港桟橋で発表式を行い、新船名を考案したいずれも同市在住の合川聡一郎さん・晃太郎君親子と横瀬祐子さんに記念品を贈った。


 香川大の学生が香川県高松市の屋島山上で、山頂からの夜景と県の伝統工芸品「讃岐提灯(ちょうちん)」の明かりを楽しむカフェを開いている。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。初日の19日は、開店と同時に家族連れや若者グループらが訪れ、柔らかな明かりが照らす幻想的な雰囲気を満喫した。


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