5日に開幕した瀬戸内国際芸術祭2022夏会期からの公開作品の一つで、中国の美術作家・向阳(シャンヤン)さんが香川県小豆郡小豆島町草壁本町の草壁港で制作を進めてきた「辿(たど)り着く向こう岸」が完成し、6日に地元住民らを招いてお披露目会が開かれた。船をモチーフにした巨大なアーチ構造と、細かな細工が施された古い中国家具などを組み合わせた姿に、参加者は「壮大な未来への期待感が湧き上がってくる作品」と笑顔で完成を祝った。


 戦時下の暮らしに関する品々や兵士の所持品などを集めた「戦争資料展」が、香川県仲多度郡多度津町家中の町立資料館で開かれている。今年は戦時下の子どもたちにスポットを当て、おもちゃや教科書、雑誌などを展示。娯楽雑誌の表紙まで軍服姿の人や戦闘機が描かれるなど戦争が子どもたちの生活にも深く入り込んでいたことがうかがえる。31日まで。


 参拝帰りの手土産に―。「乳薬師」として親しまれている香川県善通寺市善通寺町の「赤門七仏薬師」にちなんだユニークなクッキーを、丸亀市郡家町の菓子製造、増田優子さん(46)が考案した。女性の乳房と絵馬を題材にした「おっぱい絵馬クッキー」で、毎月8日午前9時から11時ごろまで同薬師周辺で開かれる赤門八日市で販売する。


 安全・安心に楽しもう―。高松市などは5日、12~14日に開催する第55回さぬき高松まつり(市、高松まつり振興会主催、四国新聞社、西日本放送など協賛)の主な出演者を発表した。市中央公園の中央ステージでのライブには、お笑い芸人の小島よしおさん、アキラ100%さん、テツandトモ、物まねタレントの原口あきまささんが出演し、会場を笑いの渦に巻き込む。


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