昨年9月、小豆島に伝わる大型の木桶(おけ)を用いた天然醸造による醤油(しょうゆ)製造の手法が、「讃岐の醤油醸造技術」として国の登録無形民俗文化財に登録された。醤油は“うどん県民”にとって身近な存在だが、意外と知らないことが多いかも…。6月下旬、醤油の製造方法や昔ながらの道具、資料などを紹介する「マルキン醤油記念館」(香川県小豆島町苗羽)に足を運び、学びを深めた。


 香川県丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館で9日から「生きもの 森羅万象 石村嘉成展」が開かれる。独創的な色使いと構図で、生命力あふれる生き物を表現した版画や絵画など約50作品を展示する。9月11日まで。


 ディズニー・アニメーション映像を巨大なスクリーンで楽しみながら、同時に流れる音楽を迫力あるジャズの生演奏で楽しむ「ディズニー・ワールド・ビート2022」(四国新聞社後援)が8月19日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。著名なメロディーをジャズにアレンジしたり、アニメの効果音を生で演奏するなど、ディズニーファンとジャズ愛好者、それぞれが楽しめるユニークなプログラムが用意されている。


 四国汽船(香川県香川郡直島町)は19日から、同町風戸(せと)港―岡山県宇野港間で、新たに建造したフェリー「せと」が就航すると発表した。定員は500人で、アートイベントなどの開催に対応するスペースを甲板に設置。客室の両舷には窓に面した特別席、展望デッキにはラタン製ベンチを設け、アートや瀬戸内海の景色とともに船旅を楽しめる。


 米ニューヨークの老舗レコード店に勤務し、DJとしても活躍していた香川県高松市出身の男性が、市塩江美術館(同市塩江町)の休憩スペースで洋楽レコードが楽しめるカフェを開いている。店内は1970~80年代のジャズやソウルを中心に多彩な音楽が流れ、レコードも販売。自然に囲まれたくつろげる空間としてだけでなく、イベントの開催を企画するなど情報発信の場としての活用も目指している。


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