来年の弘法大師空海御誕生1250年を祝う記念祭の実行委員会(委員長・斎藤弘道善通寺市観光協会長)は24日、香川県善通寺市役所で会合を開き、プレ事業の概要を明らかにした。空海マルシェや黒板アート活用などの多彩なイベントや広域連携を通じ、全国にアピールしていく。


 1945年7月4日の高松空襲から77年を迎えるのを前に、戦争の悲惨さを伝える「高松空襲展」が25日、香川県高松市松島町のたかまつミライエ5階・市平和記念館で始まった。焦土と化した市街地の様子を記録した写真や空襲体験者が描いた絵画などが並び、市民らに平和の尊さを訴えている。7月4日まで。


 注文を受けてから揚げるちくわの天ぷらと牛肉がたっぷり乗った「肉ちく」(500円)が名物のうどん店。元々は期間限定だったが、好評で定番メニューに。日によっては客の半数近くが注文しており、この時季は「冷やし」も人気。


 悲劇の帝(みかど)・崇徳上皇ゆかりの地、八十場(香川県坂出市西庄町)。干ばつ時にも枯れないという湧き水「野沢井(八十場の泉)」には数々の伝説が残り、現在も歴史ファンが訪れる奇怪的なスポットだ。その傍らにたたずむ弥蘇場(やそば)地蔵堂では現在、“キリン”に会えるという。早速、車を走らせ生死にまつわる説話とくすっと笑えるアートの融合を体感した。


 「日本植物学の父」として知られる高知県佐川町出身の植物学者、牧野富太郎(1862~1957年)の生誕160年記念展が、香川県仲多度郡琴平町の町立ギャラリー・ACTことひらで開かれている。牧野に関する書籍や植物画集、書簡、香川との接点を示す資料など約220点を展示、足跡を紹介すると共に人柄をしのばせる内容となっている。7月9日まで。


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