黄色い大輪 咲きそろう 二十四の瞳映画村 ヒマワリ見頃
香川県小豆島町田浦の二十四の瞳映画村で、約1万5千本のヒマワリが見頃を迎えた。強い日差しが照り付ける中、夏を象徴する黄色い大輪が元気に咲きそろい、観光客らを楽しませている。
香川県小豆島町田浦の二十四の瞳映画村で、約1万5千本のヒマワリが見頃を迎えた。強い日差しが照り付ける中、夏を象徴する黄色い大輪が元気に咲きそろい、観光客らを楽しませている。
香川県高松市を拠点に活動する表現集団「パフォーマンスカンパニー リトルウィング」(代表・山本育代)による結成30周年記念公演が8日、香川県高松市サンポートホール高松で開かれる。16世紀後半から17世紀にかけて活躍した英国の劇作家シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の上演を通して、古典演劇の魅力を若い世代に届ける。
江戸時代の藍染め衣装や、細かな藍染めを施した浴衣などが並ぶ特別展「ゆかたと藍の世界」が高松市紺屋町の高松市美術館で開かれている。ファッションから現代アートとしての作品まで多彩な展示品を通じ、日本で親しまれてきた浴衣と藍染めの歴史をたどることができる。8月29日まで。
いずれも漆芸の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、彫漆(ちょうしつ)の音丸耕堂=香川県高松市出身=と蒟醤(きんま)の磯井如真=香川県高松市出身=の作品計2点が、個人所蔵家から香川県高松市番町の香川県漆芸研究所に寄贈された。県漆芸研究所は「いずれも香川漆芸の歴史上、重要な作品。研究所の授業で活用するとともに、多くの人がその魅力に触れられるようにしたい」としている。
寄贈されたのは、耕堂の「彫漆色紙筥(しきしばこ) 昆虫譜(こんちゅうふ)」(1938年)と、如真の「蒟醤 喰籠(じきろう) 遊禽之図(ゆうきんのず)」(1958年)。
香川県美術コーディネーターの住谷晃一郎さんによると、耕堂の「彫漆色紙筥 昆虫譜」は、戦前の新文展で特選候補に選ばれた作品。チョウやトンボなどの昆虫が陰影を付けた色彩で表現されている。それまで色漆は5色に限られていたが、当時開発された白漆を取り入れることで中間色が出せるようになり、色彩の幅を飛躍的に広げた作品に挙げられる。
如真の「蒟醤 喰籠 遊禽之図」は、1958年に如真が宮内庁へ納めた作品の代替品として制作。丸みのある素地に線彫り蒟醤で飛び立つ鳳凰(ほうおう)と草花文をあしらっており、曲面への緻密な描写から如真の高い技術力がうかがえる。
香川県高松市の屋島山上県木園で8月5日から9日まで、夏の夕暮れの風景とともに舞台を楽しむイベント「屋島山上オープンスカイシアター『青い鳥と赤い猫』」が開かれる。国内外で活躍するパフォーマーが共演し、子どもから大人まで楽しめる新作音楽劇を繰り広げる。