香川県仲多度郡多度津町出身で戦前に競泳で活躍した香川県人初の五輪メダリスト、遊佐正憲(1915~75年)の業績を紹介する企画展が、多度津町家中の多度津町立資料館で開かれている。遊佐の二つの金メダルや表彰状などを展示しており、多度津から名スイマーが誕生した理由も解説。来館者は、遊佐の活躍ぶりを物語る資料に興味深げに見入っている。25日まで。


 香川県立ミュージアムで17日から特別展「空間に生きる画家 猪熊弦一郎-民主主義の生活空間と造形の試み」(香川県立ミュージアム主催)が開かれるのを前に16日、報道関係者を対象にした内覧会が香川県立ミュージアムであった。洋画家・猪熊弦一郎(1902~93年)が手掛けた壁画や家具など空間を演出する作品と資料計約300点を紹介している。6月6日まで。


 香川県高松市の彫刻家・大島よしふみ(66)の個展「Swing!Swing!!大島よしふみ彫刻展」が、香川県高松市塩江町の高松市塩江美術館で開かれている。虫の形をイメージした動く彫刻や、天と地をつなぐように金属のはしごを立てた屋外展示など、芸術と自然が共存する世界観を心ゆくまで堪能できる。5月16日まで。


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