丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(同市浜町)で23日、企画展「猪熊弦一郎展 色に注目!-赤・黄・青から見てみると?」がスタートする。丸亀ゆかりの洋画家猪熊弦一郎(1902~93年)の絵画の色に着目し、赤・黄・青の三原色を起点にして、豊かな色彩が特徴の猪熊の作品世界へと分け入っていく。会期は3月7日まで。


 香川を舞台にした漫画「うどんの国の金色毛鞠(けまり)」の原画展が、香川県高松市牟礼町の高松市石の民俗資料館で開かれている。原画は高松市出身の漫画家・篠丸のどかの作品。会場には漫画の設計図と言われる「ネーム」やうどんの国の金色毛鞠のコミックス1巻の裏表紙イラスト案など珍しい資料がずらりと並んでおり、作品の魅力をじっくりと味わえる。2月7日まで。


 香川の伝統工芸である讃岐漆芸の作家らにスポットを当てた写真展「讃岐漆芸の人たち」が、高松市上林町の大西・アオイ記念館で開かれている。県内で活動するベテラン作家らの制作風景をはじめ、県漆芸研究所(高松市番町)の研究生らの表情を捉えた作品など計約60点が並び、訪れた人たちに伝統工芸の奥深さや作家らの情熱を伝えている。31日まで。


 民泊事業を手掛けるあなぶきスペースシェア(香川県高松市)は、自社物件にグループの穴吹デザインカレッジ(香川県高松市)の学生が描いた絵画を展示し、販売する取り組みを始めた。作品のそばに掲示しているQRコードをスマートフォンなどで読み取り、クレジットカード決済で支払う仕組み。


関連情報