屋島の魅力、再発見 JTB高松支店、アウトドア体験企画 「着地型旅行」定着へ
屋島の魅力を再発見し、自然体験や文化体験の場を提供しようと、JTB高松支店は「屋島“遊び場”プロジェクト(YAP!)」を立ち上げた。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、第1弾では「3密」を避けたアウトドア体験を期間限定で企画。訪日外国人客が激減し、国内需要の喚起策が不可欠な中、近隣を旅行する「マイクロツーリズム」を売り込み、メニューの定着を目指す。
屋島の魅力を再発見し、自然体験や文化体験の場を提供しようと、JTB高松支店は「屋島“遊び場”プロジェクト(YAP!)」を立ち上げた。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、第1弾では「3密」を避けたアウトドア体験を期間限定で企画。訪日外国人客が激減し、国内需要の喚起策が不可欠な中、近隣を旅行する「マイクロツーリズム」を売り込み、メニューの定着を目指す。
瀬戸内圏域で活動する若手芸術家やギャラリー、企業などと連帯して現代アートの普及に取り組む団体「瀬戸内アートコレクティブ」(香川県高松市)のグループ展が香川県坂出市駒止町のかまどホールで開かれている。作家6人による風景画やデジタルアートなど約80点が飾られ、来場者はさまざまな作風を楽しんでいる。31日まで。
総本山善通寺(香川県善通寺市)の宝物館で、8世紀のものとされる如来像の頭部など貴重な所蔵品の数々が展示されている。昨年の大みそかに行った展示替えで、奈良時代に書かれた般若心経の墨書なども加わり、来館者の興味を引いている。
オリジナルブレンドの小麦が香る麺に、だしの効いたつゆで県外客にも人気のうどん店。店内にサイン色紙の掲示はないが、お笑い芸人やスポーツ選手、ミュージシャンらが多数訪問。訪れた著名人は同店特有のしなやかでのびのある細麺に舌鼓を打っている。
江戸末期の漆芸家で、讃岐漆芸の祖として知られる玉楮象谷(たまかじぞうこく)(1806~69年)の直筆の画帖(がじょう)(スケッチ)が、初めて見つかっていたことが14日分かった。幕末に流行した山水画が複数描かれおり、象谷が流行を学ぼうとしたことがうかがえる資料。画帖の木箱には蒟醤(きんま)の人間国宝・磯井如真(83~1964年、高松市出身)が、象谷の遺稿であることを示した記述がある。県美術コーディネーターの住谷晃一郎さん(65)は「象谷の直筆の画帖が見つかるのは初めて。約170年の時を経た発見で、細やかな筆致が見られる貴重な資料」としている。