日本工芸会四国支部(支部長・琴陵容世金刀比羅宮宮司)などが主催する公募展「第63回伝統工芸四国展」が14日、香川県高松市内町の高松三越新館5階催物会場で始まった。四国4県の作家らによる漆芸や陶芸など7部門の秀作が並び、磨き上げた技と感性を伝えている。19日まで。


 善通寺市の名誉市民で漆芸家の故大西忠夫さん(1918~2007年)の作品展が同市文京町の市美術館で開かれている。色漆や金箔(きんぱく)などを塗り重ねて彫る彫漆の技法を駆使した重厚感のある作品が来場者の目を引いている。18日まで。


 観音寺市大野原町の雲辺寺山頂公園に、三豊市で営業していた人気カフェが15日、オープンする。紅葉が見頃となる時季に合わせ、11月23日までの期間限定の出店。オリジナルの「天空のチーズケーキ」を看板メニューに、雲辺寺山頂公園を訪れる家族連れやカップル、雲辺寺参拝者らの集客を目指す。


 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(丸亀市浜町)で13日、東京国立近代美術館で開催された展覧会「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」の巡回展がスタートする。多くの芸術表現のモチーフにされてきた窓にまつわる作品を展示。絵画や写真、インスタレーション(空間芸術)、さらに建築などとジャンルを超えた約100点が集まる。会期は来年1月11日まで。


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