現代サーカスの魅力の発信に取り組む高松市の一般社団法人「瀬戸内サーカスファクトリー」(田中未知子代表理事)は、YonaYonaサーカス2020「夜の旅するサーカス」と題するイベントを3日夜、スタートした。初日は古い酒蔵をリノベーションした香川三豊市詫間町の「三豊鶴」を舞台に開催。酒蔵から着想を得た独特の世界観でパフォーマンスを披露し、満員の観客を夢幻の世界へといざなった。


 香川県三豊市財田町の香川用水調整池、宝山湖の周辺で3万~4万本あるというヒガンバナが咲き、赤いじゅうたんを敷き詰めたような風景が広がっている。一部の花は盛りを過ぎたが、今年は猛暑の影響もあって開花が例年より遅く、今月上旬まで観賞を楽しめそう。


 国内のアーティストや書店、出版社がアートに関連する書籍などを販売する「SETOUCHI ART BOOK FAIR 2020」(瀬戸内国際芸術祭実行委主催)が3日、香川県高松市玉藻町の玉藻公園披雲閣で始まった。訪れた人たちは、ずらりと並んだ本やグッズを興味津々の様子で手に取り、じっくりと眺めながらお目当ての品を買い求めていた。4日まで。


 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期していた、四国学院大演劇コースの学生がプロの演出家と舞台をつくるプログラム「SARP(サープ)」の公演が再開する。3日から6日までの日程で善通寺市文京町の四国学院大ノトススタジオで上演。学生らは、舞台に立つことのできる喜びをかみしめながら本番に向けて練習に励んでいる。


 香川県宇多津町の四国水族館は10月1日から、イルカのジャンプが楽しめる企画やペンギン、アシカへの餌やりタイムなど全5種類のプログラムをスタートする。飼育員の解説などを織り交ぜて、水槽展示だけでは見られない生き物の表情に触れてもらうという。


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