小豆島でゲストハウスを経営する夫妻が、島八十八カ所霊場を巡拝する際に役立つマップ「小豆島遍路 Shodoshima 88Temple Pilgrimage」を発行した。外国人観光客にも遍路文化を理解してもらおうと英語を併記し、各霊場の所在はもとより遍路の歴史や装束など文化も紹介。夫妻は「島には昔ながらの山岳霊場が残っており、観光に来てそうした文化を知らずに帰るのはもったいない。お遍路は縁遠いと思わず、このマップを利用して気軽に体験してみては」と呼び掛けている。


 小豆島町田浦の二十四の瞳映画村内の特設会場で、土庄町の手作り作家なかがわゆきこさんの個展「いろいろころころ~石ころDOT ART~Vol2」が開かれている。海岸で拾った石や使われなくなった瓦などにドット模様で曼荼羅(まんだら)をカラフルに描いた作品が並び、来場者の目を引いている。11月30日まで。


 香川と徳島の県境にある四国霊場66番札所・雲辺寺(徳島県三好市)で、アジサイが平地より遅れて見頃を迎え、参拝客を出迎えている。境内とその周辺などに約3万株があるとされ、色鮮やかな大輪が連なって咲くさまは見応えたっぷりだ。


 四国水族館(宇多津町)は18日から、21:00まで営業時間を延長する「Nightscape(ナイトスケープ)こがねいろ」をスタートする。瀬戸内海に沈む夕日を背景にしたイルカのプログラムやビアテラスのオープンなどを行い、夜の水族館ならではの魅力を味わってもらう。8月31日まで。


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