香川県高松市出身の現代美術家川島猛さん(90)の展覧会「川島猛展―I’m glad」が、6日から香川県丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館で開かれる。川島さんが4年前に米国から帰国した後、美術館で開く初の個展。新作の宇宙シリーズなどを紹介し、作家の「今」を伝える。8月30日まで。


 県内11店舗のキッチンカーが集うグルメイベントが30、31の両日、高松市屋島西町の穴吹学園ホール(旧高松テルサ)で開かれる。各店が日替わりで出店し、ピザやカレー、クレープなどの一押しメニューを販売する。


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リニューアルオープンを延期していた丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県丸亀市浜町)が6月2日、約1カ月半遅れて開館することになった。予定していたリニューアル記念の企画展「猪熊弦一郎展 アートはバイタミン」も同日に開幕。美術館は心の病院、家の中で見るアートは心のビタミン剤のようなものと考えていた洋画家猪熊弦一郎(1902~93年)が身近な暮らしの中に作り出した美の在り方を紹介する。


 香川漆芸の三技法の一つ、存清(ぞんせい)の魅力を紹介する展覧会が、香川県高松市番町の香川県文化会館香川漆芸ホールで開かれている。繊細な彫りと筆による描き込みで美しい文様を浮かび上がらせた作品が並び、来場者を引きつけている。6月7日まで。


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