広がる「青色じゅうたん」 まんのう公園 ネモフィラ見頃
まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、ネモフィラが見頃を迎えている。小さな花がかれんに咲き誇り、園内には「青色のじゅうたん」が広がっている。
まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、ネモフィラが見頃を迎えている。小さな花がかれんに咲き誇り、園内には「青色のじゅうたん」が広がっている。
香川県土庄町の戸形公民館(旧戸形小学校)前の海上に4日、色とりどりのこいのぼりが掲げられた。土庄港と高松港を結ぶ旅客船からも眺めることができる春の風物詩。大小約30匹が潮風を受けて悠々と泳ぎ、地元住民らを楽しませている。掲揚は5月10日まで。
岡山県の備前焼作家、藤原和さん(61)と若手12人による作陶展が、香川県坂出市駒止町のかまどホールで開かれている。手びねりで仕上げたオブジェや、磨いて青みを帯びたものなど個性あふれる300点以上が一堂に会し、来場者が見入っている。26日まで。
日本最大級の大獅子をはじめ、獅子舞が盛んな地域の特色を全国へアピールしようと、三木町が獅子舞プロモーション動画を制作した。子役タレント大里菜桜さんを起用したオリジナルダンスや大獅子の勇姿をドローンで撮影するなどした計3作品で、語呂合わせの「獅子の日(4月4日)」から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開を始めた。
町内で奉納される獅子舞は約50連で、獅子舞の文化が根付く香川県内でも屈指の関心の高さを誇る。毎秋には大獅子4頭と約40連の小獅子を一堂に集めたイベント「獅子たちの里 三木まんで願。」も開いている。
動画制作は町の活性化に向け、獅子舞の魅力をより多角的に伝える「町獅子舞プロモーション事業」の一環。事業では前年度までに関連グッズを制作するなどしており、本年度から動画配信を軸にしたアピール活動を本格化する。
動画3作品のうち、1本目は獅子舞をモチーフに考案したオリジナルダンスを紹介する「獅子家のハピハピダンス」(約1分20秒)で、踊り手に大里さんを起用。2本目は「大獅子プロモーション動画」(約2分20秒)と銘打ち、油単を含めて全長30メートルもある大獅子のスケール感を空撮映像も交えて伝えている。
3本目の「三木町大獅子VR体験動画」(約1分30秒)は、仮想現実(VR)技術を活用。大獅子の頭に取り付けた専用カメラの映像を収録しており、対応したゴーグルを装着すれば視界が大獅子の目線になってスピード感や担ぎ手の表情などが楽しめる。
5~8月にも毎月1作品を追加公開する計画で、三木町は「一人でも多くの人に見てもらい、町内外へ魅力を発信するとともに、獅子舞に関わる町民の誇りにもつながれば」としている。
(四国新聞・2020/04/05掲載)
備讃諸島の石の文化の日本遺産認定を受け、土庄町や小豆島町、丸亀市など関係2市2町でつくる「せとうち備讃諸島日本遺産推進協議会」は、各市町の石にまつわる文化財を紹介するパンフレットやリーフレットなどを作製した。「石の島」の魅力を広く発信し、誘客につなげる。