現代美術のグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.8」が、高松市紺屋町の市美術館で開かれている。多彩な作家が独自の視点から社会を見つめ直した作品を取り上げている。11月4日まで。


 高松市庵治町と牟礼町の石彫作家の作品を紹介する企画展「石の里のアーティストたち」が、高松市牟礼町の市石の民俗資料館で開催中。庵治石の風合いを生かした芸術性の高い作品や、温かみのあるユニークな作品が並び、石の魅力を伝えている。11月17日まで。


 多度津町西白方の海岸寺で19日、「海岸寺開眼 音と食の芸術市」と銘打ったイベントが開かれる。奥之院全体を一つのステージに見立てた「歩き回り音楽会」、本堂横の瀬戸内海に臨む屏風(びょうぶ)ケ浦公園でのマーケットなどを行う。


 善通寺市文京町の善通寺市美術館(大西忠夫記念館)などで、善通寺市の名誉市民で漆芸作家の大西忠夫さん(1918~2007年)の作品展が始まった。瀬戸内海や広大な山々、身近な動植物など「讃岐の原風景」を描いた独創的で優美な作品の数々が来場者を魅了している。20日まで。


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