山にも芸術の秋 山なみ芸術祭、塩江エリア開幕 歴史など題材に20作品
県内の山間部を舞台にした現代美術展「かがわ・山なみ芸術祭2019」(同実施委主催)が27日、高松市塩江町エリアで開幕した。自然豊かな同町の歴史や文化を反映した作品の展示に加え、芸術家によるワークショップなどを予定。初日は同町上西のモモの広場でオープニング式典が開かれ、芸術家のトークイベントやサックスの演奏などで開幕を祝った。会期は10月20日まで。
県内の山間部を舞台にした現代美術展「かがわ・山なみ芸術祭2019」(同実施委主催)が27日、高松市塩江町エリアで開幕した。自然豊かな同町の歴史や文化を反映した作品の展示に加え、芸術家によるワークショップなどを予定。初日は同町上西のモモの広場でオープニング式典が開かれ、芸術家のトークイベントやサックスの演奏などで開幕を祝った。会期は10月20日まで。
丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館で27日、音の展覧会「聴象発景/evala(See by Your Ears)feat.鈴木昭男」が開幕した。歴史ある大名庭園を舞台にして、サウンドアーティストのevalaさん、鈴木昭男さんが音と風景の調和した作品を展開している。11月24日まで。
「瀬戸内国際芸術祭2019」秋会期で丸亀市沖の本島を訪れる観光客を商店街や丸亀城まで呼び込もうと、商店街の活性化に取り組む有志らでつくるグループがグルメとアートを切り口にまち巡りマップを作製した。過去の瀬戸芸では、本島の来場者の流れは丸亀港やJR丸亀駅までにとどまっていたといい、マップを通して商店街や丸亀城への導線を設け、まちなかのにぎわいにつなげる。
琴平町の金刀比羅宮表参道や一之橋公園で28日、「ナイトタイムイベントin琴平町」が開かれる。門前の古き良き町並みの雰囲気の中で、ジャグリングやブレークダンスのほか、郷土芸能のこんぴら船々踊りが披露され、夜型観光として来場者を楽しませる。同イベントの開催は初めて。
瀬戸内国際芸術祭2019秋会期の会場の一つ、観音寺市沖の伊吹島で、島民の三好園枝さん(82)が自宅に簡易宿泊施設「お泊処 そのえ」をオープンさせた。周囲からは島の活性化などにつながると期待されており、三好さんは「いろんな人との交流が楽しみ。自然と自由な時間が魅力の島の宿を満喫してほしい」と意欲を見せている。