有明浜 観音寺市有明町 波が浜辺に描く広大な砂紋 水浴場88選の一つ 潮だまりに映る夕空
遠浅の海岸に白い砂浜が続く有明浜(観音寺市)。燧灘には瀬戸内国際芸術祭秋会期の会場にもなっている伊吹島がぷかりと浮かぶ。干潮の時間に砂浜を訪れると、砂と波が織りなす繊細な砂紋も見ることができる。海水浴シーズンも終わった秋の海は静かで、心を落ち着けるのにぴったりだ。
スリル、感動、夢舞台開幕 木下大サーカス、8年ぶり香川に
魔法と幻想の夢舞台が帰ってきた-。木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)が6日、高松市香西本町のイオンモール高松特設会場で開幕した。四国新聞創刊130周年記念事業の一環で、県内開催は8年ぶり。待ちわびた多くのファンが詰め掛け、わくわく、ドキドキのマジカルステージを満喫した。12月8日まで。
木下大サーカス高松公演 夢の赤テントきょう幕開け
感動と興奮のステージ、いよいよ開幕―。8年ぶりの県内公演となる木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)は6日、高松市香西本町のイオンモール高松特設会場で初日を迎える。開幕を翌日に控えた5日は、赤テント内のステージでリハーサルを実施。本番さながらの緊張感の中、ショーの流れなどを最終確認した。
海員学校舞台に演劇 粟島 観客ら当時の生活を体験 瀬戸内国際芸術祭2019秋
瀬戸内国際芸術祭2019秋会期の会場になっている三豊市詫間町の粟島で5日、観客参加型のツアー演劇「せとうち物語―粟島編―」が上演された。多くの船員を輩出した旧国立粟島海員学校(1987年閉校、現粟島海洋記念館)を舞台に、観客が演者と一緒になって学校での当時の生活を追体験した。
せとうち物語には、今回の瀬戸芸のために一般公募で結成された団体「瀬戸内少女歌劇団」が出演。うちんく企画の三好真理さんと瀬戸内こえびネットワークの大垣里花さんが演出し、観客と演者が島内や学校内を移動しながら進行した。
一行は同町の須田港から専用船で粟島に渡って海員学校に“入学”。演者が教室で学校の成り立ちや当時の生徒たちの様子を熱演したほか、手旗信号を取り入れた迫力あるパフォーマンスも披露。観客も手旗信号の練習をしたり、昔懐かしの給食を味わったりして、芸術祭ならではの非日常を満喫していた。
観客として参加した高松市三谷町の会社員波多野宏美さん(44)は「ステージ上の演劇を見るのとは違った魅力があって楽しかった」と振り返り、演出の三好さんは「観客のみなさんも積極的に参加してくれてありがたかった」と話していた。
せとうち物語は秋会期中の土曜に1日2回ずつ上演。前売り券は完売しており、キャンセルが出た場合は須田港で当日券を販売する。
(四国新聞・2019/10/16掲載)