主催公演「讃岐八景―文学・音楽・踊り・映像で描く玉藻の国―」は、新元号「令和」の出典元となった万葉集を中心に、香川ゆかりの文学をテーマにした総合舞台公演。県内で活躍する演奏家らが、万葉歌人の柿本人麻呂が歌った「玉藻よし」の讃岐の風景を音楽や朗読、オペラなどで表現する。


 高松市は特産の松盆栽を世界中にPRする動画「盆栽deボンジュール」を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで500万円超の制作費を調達。アート的な要素が受けて海外での盆栽人気が高まる中、寄付者の思いも乗せて高松盆栽の魅力を広く発信する。


 国内外で活躍する大道芸人らが曲芸などを繰り広げる「たかまつ大道芸フェスタ2019」が10月5、6の両日、高松市の市中央商店街とサンポート高松で開かれる。10年目となる今年は初出演3組を含む25組の個性豊かなパフォーマーが登場。ジャグリングやアクロバットのほか、音楽のステージも繰り広げる。観覧無料。


 瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期が開幕した28日、新たに会場に加わった伊吹島(観音寺市)など中西讃の4島には、待ちわびた美術ファンや家族連れが次々に訪れ、終日にぎわった。本島(丸亀市)では参加アーティストと島民が共同制作した作品が披露されたほか、高見島(多度津町)では廃屋や石など地域にあるものを生かした作品に注目が集まった。粟島(三豊市)ではベトナム出身の参加アーティストが考案した新感覚のうどんを島民が販売。食を通じて来場者と島民が交流を深める姿も見られた。「ひろがる秋」をテーマに掲げた瀬戸芸2019の終章が始まった。会期は11月4日までの38日間。


 10月6日に開幕する木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)の舞台となる「赤テント」が28日、高松市香西本町のイオンモール高松特設会場にお目見えした。ステージを彩る演者や動物も現地入りしており、8年ぶりの県内開催へ着々と準備が進んでいる。


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