高松市出身の寺井優花(サックス)と道久明子(ピアノ)のデュオコンサートが10月6日、同市の丸亀町レッツホールで開かれる。それぞれ京都市と東京都の大学院で学ぶ幼なじみの2人が、思い入れのある曲で共演。「大好きな古里で演奏するのが楽しみ。息の合った音色を届けたい」と声をそろえる。


 高松市のピアニスト重安佑美の初のリサイタルが16日、同市のサンポートホール高松で開かれる。耳なじみのある曲から高い技巧が求められる曲まで7人の作曲家を取り上げる構成。「音楽を学ぶ中で夢だったリサイタル。特に子どもたちにクラシックの魅力を伝えたい」と意気込んでいる。


 プロ、アマチュアの枠を超え、県内外のフルート奏者が一堂に集まる「第31回日本フルートフェスティヴァルinかがわ」(香川フルート友の会主催)が15日、高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。改元にちなみ、ドボルザークの「新世界」を総勢約100人で大合奏。ゲストには国内外で活躍する若手奏者の上野星矢を迎える。


 高松市の玉藻公園にある国の重要文化財「披雲閣」を舞台に14~16日の3日間、「マエカブ演劇フェスティバル2019」(略称カブフェス)が開かれる。四国をはじめ北海道から九州まで30の劇団や個人が集結。100人以上の演劇人がコメディーやアクション劇など多彩なジャンルの舞台を繰り広げる。


 県外や海外の人たちにお遍路について知ってもらおうと、四国八十八カ所霊場会(会長・大林教善甲山寺住職)は、各札所の砂を集めた出張型のお砂踏み「遍路の心」をリニューアルした。高松市のサンポートホール高松で11日、公認先達ら向けに公開。全国から集まった先達ら約150人は砂を敷いたカーペット上を歩いて巡礼したほか、仮想現実(VR)などを通してお遍路の魅力を再確認した。


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