香川県小豆郡土庄町の土庄港近くの老舗菓子店の壁面に多摩美術大の学生たちが小豆島の名所や自然、文化をモチーフに絵を描き、2日に完成させた。エンジェルロードや寒霞渓、オリーブなどが建物いっぱいに色鮮やかに彩られ、学生たちは「個性を表現しながら島の魅力を伝えるものが出来上がった」と手応えを感じている。


 香川県坂出市の沙弥島は歌聖・柿本人麻呂が船を着けた際、歌を詠んだことで知られる「万葉の島」。新元号「令和」の出典が万葉集だったことに、有志でゆかりの地のガイドや研究などに取り組んできた同市西大浜北の中山博道さん(79)は「万葉ファンとしてはうれしい限り。風流で文化の香り漂う元号と思う」と声を弾ませる。


 JR四国は、スマートフォンなどで列車の位置情報をリアルタイムで確認できるサービスを1日から始めた。利用客の待ち時間のストレス解消などが狙いで、列車の走行位置や遅延時間、時刻表などが画面上で一目で分かる。


 丸亀高校(香川県丸亀市六番丁)の生徒グループとうどん製造販売の「めりけんや」(宇多津町)が連携し、丸亀名物「骨付鳥」味の菓子商品を開発、1日から販売が始まった。生徒が香川の新しい土産品として同社に商品開発を提案し、パッケージのデザインを手掛けた。同校から見える丸亀城の崩落した石垣の修復に貢献したいとの思いから、1袋の売り上げごとに10円が寄付に充てられる。


 アジアのリゾート地を思わせる店内で上質な肉を手頃に楽しめる「クルーズ・カフェ」(丸亀市蓬莱町56―1)。より多くの人に気軽に利用してもらおうと、昨年秋から始めた持ち帰り専用メニューが好評を集めている。


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