古民家を改装した和の雰囲気が漂う鍋の店。

 脂の乗ったフランス産カモ肉の鴨しゃぶが人気、ポン酢との相性も抜群だ。トウモロコシのかき揚げなど一品料理のメニューも豊富。


 徳島県境の近く、讃岐山脈の自然に囲まれた日帰り温泉施設「道の駅ことなみ・エピアみかど」(まんのう町)。温泉は県ゆかりの発明家平賀源内が効能などを紹介したと伝えられ、県内外から多くの人が訪れている。


平賀源内お墨付きの温泉は「美肌の湯」とも呼ばれている=まんのう町、道の駅ことなみ・エピアみかど

平賀源内お墨付きの温泉は「美肌の湯」とも呼ばれている=まんのう町、道の駅ことなみ・エピアみかど


 施設の周囲にはソメイヨシノが植わっており、例年4月上旬ごろから絶景が楽しめる。川のせせらぎに耳を澄ませながら遊歩道を進むと、讃岐十景の「美霞洞(みかど)渓谷」も。

 平賀源内がたたえた源泉を引いた温泉は、ぬめりのあるアルカリ性。利用者から「やけどの治りが早く感じる」「腰痛にいい」などと好評を得ているとか。寒い時季には水温を41・8度前後とやや高めに設定してあるので、体の中から温まれる。浴槽は石造りで広々としており、存分に手足を伸ばせそうだ。

 風呂の後は、地元の食材を使った料理を手頃な価格で味わえるレストランでおなかを満たそう。人気は手打ちそばと季節野菜の天ぷらをセットにした「山里御膳」(1280円)。田舎風の太く、短い麺は食べ応えがあり、ほっとする味わいだ。敷地内の売店ではイノシシ肉のスモークハムや、きなこのソフトクリームなど変わり種も並ぶ。


手打ちそばと季節野菜の天ぷらが味わえる「山里御膳」

手打ちそばと季節野菜の天ぷらが味わえる「山里御膳」


 エピアみかどは4月にオープン20周年を迎えることから、同月1~7日に感謝祭を開催。レストランで特別メニューなどを用意するほか、最終日には獅子舞や縁日なども催す予定だ。

 【メモ】入浴料は中学生以上600円ほか。営業時間は午前9時~午後8時。定休日は第2、4火曜日。問い合わせは〈0877(56)0015〉。

(四国新聞・2019/03/09掲載)

道の駅ことなみ・エピアみかど


所在地 香川県仲多度郡まんのう町川東2355-1
営業時間 9:00~20:00
定休日 第2火曜日、第4火曜日
TEL 0877-56-0015


 香川県観音寺市豊浜町の道の駅とよはまにある「おーしゃん食堂」(観音寺市豊浜町箕浦2506)。昨年11月から500円で食べられるモーニングの提供を始め、1月からは土、日曜日限定のメニューも登場した。


 琴平町が進めていた金刀比羅宮参道沿いの「札の前トイレ」の改修工事が完了し、8日から使用が始まった。改修に合わせて、障害のある人も使いやすい多目的トイレの位置を入り口近くに変え、女性用には授乳用ベビールームを設置。また、訪日外国人客(インバウンド)にも分かりやすいピクトグラム(絵文字)の看板を付けるなど誰もが利用しやすいよう整備した。


 2020年春の開業に向けて宇多津町で建設中の四国水族館の工事現場に、イラストの魚たちと一緒に撮影できる「巨大フォトスポット」が登場した。仮囲いの壁面に3種類のデザインがあり、1年後の水族館誕生までの“お楽しみスポット”となっている。


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