坂出の夏の宴(うたげ)「第54回さかいで大橋まつり」(坂出まつり協賛会主催)を締めくくる海上花火大会が11日午後8時から、坂出市の坂出港中央埠頭(ふとう)で開かれる。今年の打ち上げ花火は総数4千発。県内最大級の10号玉・尺玉の10連発はもちろん、新元号・令和の出典となった万葉集にちなんだ演出なども必見だ。ライトアップされた瀬戸大橋をバックに華やかな大輪の数々が夜空に浮かび、まつりのフィナーレを飾る。(荒天時は12日に順延、打ち上げ時間は目安)


 付属高松中3年の女子生徒2人が、ハンセン病の国立療養所、大島青松園がある大島(高松市庵治町)を紹介する「大島しまあるきMAP」を作った。小中学生でも関心を持てるようにと、かわいらしいイラストを多用。ハンセン病や療養所について説明したほか、手描きの地図で島の名所や絶景スポットをまとめた。2人は「一人でも多くの子どもが島を訪れるきっかけになれば」と話している。


 東かがわ市馬篠の複合温泉施設「ベッセルおおちの湯」は今月から、テント張りや食事の準備なく楽しめるキャンプ「グランピング」を始めた。同市では初めての試みで、眼下に瀬戸内海が広がる抜群のロケーションや地元食材を使ったバーベキュー、水上スポーツなど自然豊かな市の魅力が味わえる。10月末まで。


 丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館では、瀬戸内国際芸術祭の秋会期に合わせ、9月27日からサウンドアートの展覧会「聴象発景/evala(See by Your Ears)feat.鈴木昭男」を開催する。テクノロジーを駆使した先鋭的サウンドアーティストとサウンドアートの世界的パイオニアがコラボし、伝統的な日本庭園を舞台に新感覚のアートを展開する。11月24日まで。


 丸亀城内の丸亀市立資料館(同市一番丁)で企画展「丸亀の歴史を彩った女性たち」が開かれており、江戸時代の女性文学者の井上通女(つうじょ)、昭和に活躍した女性画家の山下紅畝(こうほ)らの作品や資料などを展示している。通女が江戸藩邸での生活をつづった直筆の「江戸日記」は5年半ぶりの公開で、来館者の関心を集めている。25日まで。


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