「サル団子」寒さに負けず 土庄・銚子渓
強い寒気の影響で冷え込みの厳しい香川県内。野生のニホンザル約300匹を餌付けしている土庄町肥土山の銚子渓自然動物園「お猿の国」では、サルたちが体を寄せ合って寒さをしのぐ「サル団子」が日増しに大きくなり、来園者を引き付けている。
強い寒気の影響で冷え込みの厳しい香川県内。野生のニホンザル約300匹を餌付けしている土庄町肥土山の銚子渓自然動物園「お猿の国」では、サルたちが体を寄せ合って寒さをしのぐ「サル団子」が日増しに大きくなり、来園者を引き付けている。
きらびやかな蒔絵(まきえ)と彩り豊かな香川漆芸―。この二つが融合した作品を取り上げる企画展「辻家の系譜」(県漆芸研究所主催)が、香川県高松市番町の香川県文化会館で開かれている。石川県の能登にルーツを持つ香川の蒔絵師・辻家の歩みをたどるもので、初代から4代までの38作品によって伝承の軌跡をうかがうことができる。3月2日まで。
幕末に書かれた高松藩士らの書状など紹介する収蔵品展「高松注目 地域からみる幕末史」が香川県高松市昭和町の高松市歴史資料館で開かれている。地震や内戦などで不安定な社会情勢が続いた幕末期、展示品を通じて当時の政治情勢や、市井の生活ぶりを垣間見ることができる。3月16日まで。
香川県高松市出身のトランペット奏者有岡志麻と、ピアニスト道久明子の「デュオコンサート」が8日、同市のサンポートホール高松で開かれる。高松一高の同級生の2人が息の合った掛け合いを繰り広げる。
香川県高松市の漆芸家福場友美子さん(30)が開設した「カモメショップ&アトリエ」がオープンから2年を迎えた。香川県漆芸研究所の修了生ら若手に発表の場を提供し、「作家同士のつながりをつくりたい」という試みで、店内では漆芸家を中心に12人の作品を紹介。ショップを介して徐々に人の輪が広がっている。