平家物語を題材にオール香川県人でつくる新作オペラ「扇の的」の第2弾「青葉の笛編」が26、27日に香川県高松市のサンポートホール高松で上演される。今作はドラマチックな歌や映像も駆使し、一ノ谷の戦いで非業の死を遂げた若武者・平敦盛の生き様を描く。公開を目前に控え、芸術監督の若井健司香川大教育学部教授は「後世に残る作品にしたい」と意気込んでいる。同ホールの開館20周年記念事業。


 台湾と香川の文化交流を深める音楽イベント「台湾交流音楽祭2024inかがわ」が27日、香川県高松市の丸亀町レッツホールで開かれる。台湾出身の二胡と琵琶奏者をはじめ、県内で活動する和楽器奏者やオペラ歌手らが出演。異国情緒が味わえるひとときを提供する。


 子どものような純粋な心で描いた絵画作品の展示会「現代童画の世界展」が、香川県坂出市寿町の市民美術館で開かれている。油彩画や日本画、アクリル画など、全国の美術作家68人が描いたファンタジーあふれる世界が来場者を楽しませている。11月3日まで(月曜休館)。


 上海観光をPRするディスプレーが21日、高松空港(香川県高松市香南町)の国内線出発ロビーにお目見えした。林立する高層ビル群などエネルギッシュな上海の魅力を写真パネルで伝えており、現地にいるかのような写真が撮影できる。11月10日まで。


 丸亀市の洋画家、水沢正信さん(86)の個展が20日、香川県高松市番町の県文化会館で始まった。新聞社を定年退職後、四半世紀にわたって歩んできた画業の集大成と位置付け、新作油彩画など約70点を展示。屋島の情景や京都の名刹(めいさつ)を透明感あふれるタッチで描いた力作が来場者の目を引きつけている。11月14日まで。


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