福武財団(香川県直島町)は12日、来春に同町でオープン予定の美術館「直島新美術館」の展示作家を発表した。蔡国強(中国)や村上隆(日本)、ソ・ドホ(韓国)ら現代アート界をリードするアジア出身の11人(組)が名を連ねた。開館に合わせて記念展覧会を開き、新作や代表作を中心に展示する。


 高松市美術館(香川県高松市紺屋町)の学芸員の仕事体験企画に参加した中学生が選んだ現代アートを紹介する「カラーダンシング?!―13歳が選んだ時をかけるアートたち」が同館で開かれている。生徒たちのみずみずしい感性と通ずるような、表現の自由さにあふれた作品が会場を彩っている。12月26日まで。


 香川県高松市を拠点に活動する立川美香(ピアノ)松本絵梨名(フルート)佐竹朝子(ソプラノ)の「トリオコンサート」が20日、同市紺屋町の高松市美術館エントランスホールで開かれる。親しみやすいクラシックや日本歌曲、映画音楽などを3人の優美なハーモニーで届ける。


 大相撲秋巡業丸亀場所(23日・丸亀市民体育館)を盛り上げようと、主催する市福祉事業団は、高松市出身のイラストレーター・おおのたろうさんに依頼して公式キャラクターを制作した。大銀杏(おおいちょう)を結った愛らしい赤ちゃん力士で、背景には丸亀にちなんだ丸亀城やうちわ、飯野山などが描かれている。


 善通寺市名誉市民で漆芸作家の故・大西忠夫さん(1918~2007年)の作品展が、香川県善通寺市文京町の市美術館(大西忠夫記念館)で開かれている。香川の風景や身近な動植物、幾何学模様などを題材にした優美で繊細な作品の数々が、来場者を魅了している。無料。20日まで。


関連情報