四国学院大演劇コースの卒業生でつくる舞台芸術ユニット「片隅企画」による公演が9、10の両日、香川県善通寺市文京町の市民会館で開かれる。安部公房の小説を原作に、独特の世界観を舞台に落とし込んだ挑戦的な作品で、出演者らは本番を前に稽古に励んでいる。


 室町、戦国時代の讃岐の武者に焦点を当てたテーマ展が香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。当時繰り広げられた戦いや暮らしに関する古文書など23点を展示。戦乱の時代の中で揺れ動く武士の行動や思考をひもといている。4月7日まで。


 緻密な線で心象風景を描く香川県善通寺市の画家杉本羽衣(うい)(38)の個展が、高松市塩江町の高松市塩江美術館で開かれている。心に残った景色や日常生活で感じたことを表現したペン画26点が並び、想像をかき立てるような空間が広がっている。31日まで。


 香川県高松市塩江町の魅力を発信しようと、塩江中学校と町内の農家や企業が連携し、塩江茶などの地元食材を使ったティラミスを商品化した。生徒が考案したレシピを元に、菓子店やプロの料理人らが監修。茶の香りが引き立つ一品に仕上げた。同町のホテル「ハイパーリゾートヴィラ塩江」で、ディナーコースのデザートとして提供している。


 かつて栗林公園(香川県高松市栗林町)にあった動物園の思い出をテーマにした写真コンテストの作品展が、同公園商工奨励館で開かれている。動物との触れ合いを楽しむ家族写真にエピソードを添えたパネル13点を展示。栗林公園動物園の在りし日のほのぼのとした光景を今に伝えている。4月7日まで。


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