新緑の季節を迎えた小豆島の寒霞渓で、島の一部の地域だけに自生する希少植物「ショウドシマレンギョウ」が見頃を迎えている。四望頂(しぼうちょう)展望台周辺の遊歩道沿いでは、直径2~3センチのかれんな黄色い花が、新緑の木々とともに風に揺れ、訪れた観光客らの視線を引き付けている。


 端午の節句(5月5日)に合わせて四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)は27日から、館内の屋外芝生広場で「変わりのぼり」の掲揚を始めた。カツオやカクレクマノミなど一風変わったのぼりが風に揺られ、子どもたちの健やかな成長を願っている。5月19日まで。


 香川県小豆島町馬木地区を中心に芸術活動を展開する小豆島アートプロジェクト(石井純代表)が27日、同町西村に新たな美術館をオープンした。国内外で活躍する気鋭の作家たちが手がけた絵画や立体作品などの現代アート約40点を展示しているほか、館内にはドリンクコーナーも設けている。石井代表は「アート作品の鑑賞を通じて観光客らに西村地区と馬木地区を巡回してもらうことで、小豆島の新たな魅力を感じてもらえるきっかけになれば」と意気込んでいる。


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