香川県仲多度郡まんのう町吉野の大宮神社境内で29日、2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ巨大な竜のオブジェが完成した。黒木裕司宮司(46)は「辰年は転機の年と言われる。ここ数年、新型コロナウイルスの影響でつらい年が続いたが、来年こそは良い年に転じてほしい」と願っている。


 香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は正月限定で、干支(えと)にちなんだ特別御朱印=写真=を用意した。1月1日午前0時から、納経所で授与する。同寺による正月御朱印は初めてで、毎年恒例にしていく予定。


 地域ブランドに登録されている「ひけた鰤(ぶり)」の特売が28日、香川県東かがわ市引田の地域産物展示販売施設「ワーサン」で始まった。当日朝に水揚げした鮮度抜群のひけた鰤を市価よりやや安い1キロ当たり2千円で購入できる。31日まで。


 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、少しずつ「日常」が戻ってきた2023年。国外に目を向けると、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザに侵攻し、長引くロシア・ウクライナ戦争とともに戦火の拡大が危ぶまれている。来る24年の干支(えと)は「辰(たつ)」。竜が天に昇るがごとく、勢いがあって晴れやかな一年としたい。香川県内を中心に四国の初詣スポットを紹介する。


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