琴平町出身で画家や小説家などとマルチに活躍した和田邦坊(1899~1992年)の足跡を写真や作品で振り返るコレクション展が、香川県善通寺市大麻町の灸まん美術館で開かれている。今回は、邦坊ゆかりの企業や個人が所蔵する絵画を初公開。迫力のある板戸絵や県内観光地のにぎやかな様子を描いた風景画などが並び、邦坊の多彩な才能に触れることができる。11月13日まで。


 四国水族館(香川県宇多津町浜一番丁)で、ケープペンギンのひなが今年も1羽誕生した。昨年生まれた「せと」のきょうだい。ひな特有の灰色をした綿羽に覆われており、お父さん鳥やお母さん鳥に抱かれながら、すくすくと成長している。


 歴史や自然、文化など高松市の魅力を市民がプロデュースして発信する「高松まちかど漫遊帖」(同実行委主催)の秋編が同市内で開かれている。今回は「古きをたずね 新しきを知る秋」をテーマに、香東川沿いの散策や「勝賀城跡」を目指す山登り、古墳巡りと野だてを楽しむものなど計24コースを用意。和菓子やうどんなどを作る体験メニューもある。


 1953年創業の製麺所「利匠」が営業するうどん店。長年培ったしなやかでこしのある中細麺が最大の特徴で、伊吹産のイリコと利尻産の昆布などで丁寧に取っただしを合わせる。地元住民を中心に多くの人が足を運ぶ。


 火縄銃を使った演武で観光客らを魅了している「高松城鉄砲隊」(穴田豊久隊長)が、今年で結成10周年を迎えた。演武では、高松を中心に香川県内各地の行事に出向き、甲冑(かっちゅう)や陣羽織をまとって江戸期に造られた鉄砲で轟音(ごうおん)を響かせており、15日には同市仏生山町で開かれる「高松秋のまつり・仏生山大名行列」に出演し、節目の年にふさわしい迫力満点のパフォーマンスを披露する。


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