事故で両腕を失い、口に筆をくわえて日本画を描き続けた故南正文(まさのり)さんの作品展が、香川県高松市浜ノ町の新高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)」2階の特設会場で開かれている。生命力あふれる花々や鳥などが繊細に描かれた約40点が並び、来場者の目を引きつけている。19日まで。


 バンド演奏と演劇を融合させた舞台を披露している「路地裏ナキムシ楽団」(東京)の公演が11日、香川県小豆郡土庄町の肥土山農村歌舞伎舞台(国指定重要有形民俗文化財)で始まった。小豆島の古道具屋を舞台にした青春物語で、昭和から平成にかけて3世代の夏の思い出を描いており、場面にマッチした歌や演奏、初夏の日差しに輝く新緑に囲まれた舞台の雰囲気が相まって、桟敷を埋めた約300人の観客を物語の世界に引き込んだ。12日まで。


 瀬戸内海国立公園指定90周年を記念した「KINRINマルシェ」が11日、香川県さぬき市津田町の琴林公園(津田の松原)で始まった。好天に恵まれた初日は、多くの家族連れらがサンドアートなどのワークショップを楽しんだり、県産品グルメを味わったりしながら瀬戸内海や白砂青松の美しさを堪能した。12日まで。


 香川県坂出市京町の近代建築物「人工土地」の屋上庭園で栽培されているバラが、見頃を迎えている。赤や紫、オレンジと、色とりどりに150種200株ほどが咲き誇り、来場者を美しい姿と豊かな香りで楽しませている。


 香川県高松市亀水町のマンモスプレイパークTARUMI(亀水中央公園)で、赤や白、ピンクなど色とりどりのバラが見頃を迎えている。約105種1600株のあでやかな花々が、訪れた市民らを魅了している。


関連情報