丸亀市中心部を竹明かりや灯籠などで彩る「丸亀まちあかり2023」が7日開かれる。大手町の市民ひろばや市民交流活動センター「マルタス」前に、趣向を凝らした手作りの明かりを展示。薄くて柔らかい紙素材の「お花紙」を使った「花ぼんぼり」も制作しており、会場を訪れた人に持って巡ってもらう。


 金糸銀糸の刺しゅうで飾ったちょうさ(太鼓台)の練り歩きで知られる観音寺市内の秋祭りがスタートした。新型コロナウイルスの5類移行で、今年は4年ぶりに通常開催が実現。同市の三大祭りに数えられる「さぬき豊浜ちょうさ祭」は6日に開幕する。22日にかけて、週末の市内は各地でちょうさ祭りの熱気に包まれる。


 約170年前の江戸末期に作られた高松市香川町の「舟岡大獅子」の獅子頭が、2年前に修復されて以降初めて奉納の舞に登場する。7、8日に開かれる同市仏生山町の※(ちきり)神社の秋祭りで、新型コロナウイルスを受けて取りやめていた獅子舞が4年ぶりに復活するのに合わせてお目見え。獅子舞に参加する地域の子どもたちも「一緒に踊れてうれしい」と喜び、練習に一段と熱がこもっている。


 JR四国(香川県高松市)は、瀬戸大橋線開業35周年を記念し、初代の快速マリンライナーとして活躍した213系車両を使ったツアーを28日に行う。団体臨時列車として、3両編成で岡山―高松間を1往復する。参加者を募集している。


 小豆島を舞台にした映画「二十四の瞳」(1954年公開、木下恵介監督)で大石先生役を務めるなど、数々の名作映画を残した俳優高峰秀子さん(1924~2010年)の功績や人柄などを伝える上映会や展覧会が、今秋から来年にかけて各地で開かれる。「生誕100年プロジェクト実行委員会」(会長・大江小豆島町長)が2日、東京都内で会見し、発表した。香川県内では11月11日に香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで「カルメン故郷に帰る」(1951年公開、木下恵介監督)の上映会と講演会があるほか、小豆島町でも記念行事を計画している。


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