金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町、琴陵泰裕宮司)とANAグループが共同で御朱印帳を制作し販売している。海の神様として知られる同宮と空の運航を担うANAが、旅の安全祈願を共通項にコラボした。犬が代理で参拝する「こんぴら狗(いぬ)」などを描いた、かわいらしいデザインとなっている。


 高松市は24日から3日間、香川県高松市玉藻町の史跡高松城跡・玉藻公園で桜御門と艮櫓(うしとらやぐら)をライトアップし、夜型観光の推進に向けた実証事業を行う。地域資源の新たな価値の創出を図り、今後の施策や事業に反映させる。音楽の生演奏もあり、幻想的な空間を演出する。


 香川県高松市の屋島山上で、山頂からの夜景と県の伝統工芸品「讃岐提灯(ちょうちん)」の明かりを楽しむ香川大の学生によるカフェが18日始まった。残暑厳しい中、涼を感じようと開店と同時に家族連れや若者グループらが訪れ、柔らかな明かりに照らされた幻想的な雰囲気を楽しんだ。今後、9月2日までの計5回オープンする。


 香川県小豆郡土庄町で最晩年を過ごした漂泊の自由律俳人、尾崎放哉(1885~1926年)の資料を展示する同町の小豆島尾崎放哉記念館で、放哉の句を紹介する「俳句風鈴展」が開かれている。風鈴の短冊には放哉が小豆島で詠んだ句や、学生時代に作った定型俳句が記され、涼しげな音色とともに来館者を楽しませている。9月3日まで。


 香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は17日、秋に開催する弘法大師空海御誕生1250年記念イベントの概要を明らかにした。春に行った記念イベントの第2弾。非公開の御影堂奥殿を再現した特別開帳やコンサート、講演会など多彩な行事で節目の年を締めくくる。


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