「第56回さぬき高松まつり」(高松市、高松まつり振興会主催、四国新聞社、西日本放送など協賛)は12日夕に開幕する。今年は花火大会が5年ぶりに行われるほか、総おどりやステージイベントなど見どころが満載。14日までの3日間、熱中症対策を徹底しながら、今年も安全・安心に真夏の祭典を繰り広げる。


 1970年代から半世紀にわたって使われてきた生活用品を紹介するテーマ展が、香川県高松市亀水町の瀬戸内海歴史民俗資料館で開かれている。収蔵品整理などを行う同館ボランティアが家庭で愛用していた家電製品などの生活用品約250点の展示を通して、社会や人々の暮らしぶりの変化を読み解く。同館職員とボランティアによる共同企画の展覧会は初めて。9月3日まで。


 明治から昭和初期にかけての坂出の古い街並みを撮影した写真作品などが並ぶ企画展「坂出ふるさと物語展」が11日、香川県坂出市寿町の市民美術館でスタートする。ガラス写真乾板のネガを現像した作品などが、会場を懐かしい雰囲気で包み込んでいる。27日まで。


 高松市美術館(香川県高松市紺屋町)で、開館35周年記念特別展「上田薫展」が開かれている。代表作とも言える生卵やゼリーを写実的に描いた絵画に加え、初期の未公開作品なども展示しており、リアルを極限まで追求した「スーパーリアリズム絵画」に至るまでの変遷が一望できる。9月18日まで。


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