全国の水族館を撮影している写真家・銀鏡(しろみ)つかささん(28)=東京=の作品展「日本の美しい水族館」が、香川県宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれている。水生生物の見せる一瞬の表情を切り取った作品が、来場者の目を引きつけている。8月31日まで。


 農林水産省の「棚田遺産」に選ばれている小豆島町中山の中山千枚田で8日夜、稲に付く害虫を火で追い払って豊作を祈る「虫送り」が行われた。参加した地元の家族連れや観光客らが薄暗がりの中、火手(ほて)と呼ばれるたいまつを水田にかざしながら練り歩くと、一帯は揺らめく炎の列で幻想的な雰囲気に包まれた。


 瀬戸内の新鮮な魚介類や約20種類の地酒、郷土料理が楽しめる日本料理屋。この時季はマナガツオやコチなどの刺し身盛り合わせ、タコやエビの天ぷら、貝の炊き込みご飯がお薦め。


 総延長が106キロにもおよぶ香川用水の歴史や恩恵を後世に伝える「香川用水記念公園」(香川県三豊市財田町)。園内には水と触れ合える大型遊具や、用水の仕組みなどが学べる資料館があり、休日には家族連れらでにぎわう。梅雨明け間近、いよいよ夏本番だ。夏といえば水不足―。6月下旬、香川の水事情を考えてみようと足を運んだ。


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