山全体が札所として信仰を集める小豆島霊場2番・碁石山(ごいしざん)(標高300メートル)。山の地形を利用した山岳霊場の一つで、白い凝灰岩と黒い溶岩石によって山肌が碁盤の目のように見えることからその名が付いたとされる。本堂では数百年以上にわたって護摩祈祷(ごまきとう)が行われ、本尊がある崖側では絶景が望めると聞いた。早速フェリーに乗り込み、同霊場堂守(どうもり)の大林慈空さん(47)の案内で、霊峰に伝わる長い歴史を学んだ。


 香川県高松市のハロータクシー(寺師大祐社長)は11月から、同市と関西国際空港(大阪府泉佐野市)を結ぶサービスの実証実験を行う。国の補助を受け、通常の6割ほどの価格で利用できる。訪日外国人客の誘致に加え、商用や団体旅行などでの利用を見込んでいる。期間は来年2月中旬までで、以降の事業化を目指す。


 “高松市民の台所”である卸売市場の魅力を集めたイベント「たかまつ市場フェスタ」が29日、高松市瀬戸内町の市中央卸売市場で開かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの開催。来場客が競りを体験しながら青果や水産物を購入できる模擬競り、マグロの解体ショー、市場で扱う商品を取りそろえた物産展などが行われる。


 香川県東かがわ市引田の安戸池の釣り堀「フィッシュフック」に、いけす釣りが楽しめる新コーナーがオープンした。桟橋から魚を狙う一般コーナーより密度が濃い空間にタイなどが放流されており、初心者でも気軽に釣りの魅力を堪能できる。


 日本を中心にアジアの教育問題をテーマにした映画作品を上映する映画祭が27日から11月12日まで、香川県小豆郡小豆島町池田の「池田の桟敷」(国指定重要有形民俗文化財)の馬場に設置したテント式の超小型シアターなどで開かれる。上映作品の監督を招いたトークショーや朗読劇も企画。担当者は「教育の大切さを改めて考えるきっかけになれば」と力が入っている。


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