ウクライナの民族楽器バンドゥーラ奏者で歌手のカテリーナさん=同国出身=の演奏会が11月10日、香川県さぬき市鴨庄の源内音楽ホールで開かれる。戦禍にある祖国に思いを寄せながら、バンドゥーラの清らかで美しい旋律を響かせる。


 弘法大師空海の誕生1250年を記念した特別講演会「弘法大師空海和尚のご誕生と善通寺」が11月19日午後2時から、香川県三豊市高瀬町の威徳院で開かれる。空海ゆかりの寺宝の限定公開もあり、空海ファンの関心を呼びそうだ。無料。


 香川県まんのう町特産の果物・カリンを使った新商品の発表会が24日、同町役場であり、町の依頼を受けた町内の企業などが生チョコレート、粉末ドリンク、ジェラートの3商品を披露した。29日の町かりんまつりで試食品を提供、好評なら「カリンのトリコ」の統一ブランドで売り出す計画。町は「おいしい商品が完成し、カリンの魅力発信に大いに期待している。ふるさと納税の返礼品にも検討したい」としている。


 香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は23日、真言密教の世界観を絵画化した2軸の曼荼羅(まんだら)「両界(りょうがい)大曼荼羅」を、11月の一般公開を前に報道関係者に披露した。一般公開は弘法大師空海の誕生1250年記念行事の一環で、同寺で実施するのは1823年以来200年ぶり。いずれも約4メートル四方、掛け軸の装丁部分を含めると約5メートル四方の巨大な曼荼羅で、仏や菩薩(ぼさつ)などが金銀の線で精緻に描かれている。菅法主は「真言密教の神髄が詰まっている図。次はいつ公開するか分からないので、ぜひ間近で見てほしい」と呼びかけている。


 香川県三木町井上の休耕地でコスモスが見頃を迎えている。棚田の景観保全や新たな名所づくりに向け、同町のNPO法人が今年初めて栽培に取り組んだもので、一面に咲き誇るピンクや白色の花が陽光に輝きながら秋風に揺れ、のどかな田園地帯を彩っている。


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