さぬき映画祭実行委員会(委員長・橋本一仁四国学院大理事長)は2月3、4の両日にレクザムホール(香川県高松市玉藻町)などで開く同映画祭の上映プログラムを発表した。18回目の今回は、善通寺市出身の俳優・高畑淳子主演の最新作「お終活 再春!人生ラプソディ」や「二十四の瞳」のデジタルリマスター版など香川とゆかりのある12作品を上映する。


 「かがわの食」Happyプロジェクト実行委とかがわ県産品振興機構は10日、県産食材をふんだんに使った恒例の「さぬきまるごと恵方巻」を発表した。今年はスイーツの恵方ロールも合わせて計20種類が新登場し、酢飯の代わりに讃岐うどんを使った恵方巻や、手巻きずしそっくりの和菓子ロールなどユニークな一品が仲間入り。取り扱う各店は同日から予約の受け付けを始めた。


 2022年3月に死去した高松市出身のソプラノ歌手で国立音楽大教授だった佐竹由美(なおみ)さんの追悼演奏会が3月3日、香川県高松市玉藻町のレクザムホールで開かれる。取り上げるのは「ハレルヤコーラス」で知られ、佐竹さんが生前大切に歌っていたというヘンデルの「メサイア」。故人を慕う有志が心を一つに壮大な歌声を響かせる。


 香川漆芸を代表していた作家で、昨年死去した蒟醤(きんま)の重要無形文化財保持者(人間国宝)磯井正美さんの功績をしのぶ展覧会「蒟醤の軌跡をたどる」が、香川県高松市番町の香川県文化会館で開かれている。30代から90代にかけての作品や愛用の道具などが並び、独自の表現を模索してきた漆芸人生を後世に伝えている。28日まで。


 2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ企画展「UTA ZOO」が、香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれている。金刀比羅宮(琴平町)に描かれた竜の水墨画の再現パネルや竜と共通点のあるワニの化石など、一風変わった展示が来館者を楽しませている。2月29日まで。


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