祭具作り住民丹念に 高松・浅野地区 あす、ひょうげ祭り サトイモやカボチャで刀
江戸時代から香川県高松市香川町浅野地区に伝わる「ひょうげ祭り」の10日開催を前に、同祭り保存会(上原勉会長)が8日、同町内で祭具作りを行った。朝早くから保存会のメンバーや地域住民が集まり、野菜や稲わらなどを使って神輿(みこし)や刀、毛やりなどを丁寧に作り上げた。
江戸時代から香川県高松市香川町浅野地区に伝わる「ひょうげ祭り」の10日開催を前に、同祭り保存会(上原勉会長)が8日、同町内で祭具作りを行った。朝早くから保存会のメンバーや地域住民が集まり、野菜や稲わらなどを使って神輿(みこし)や刀、毛やりなどを丁寧に作り上げた。
チベット僧が色とりどりの砂を使って30年前に制作した「砂曼荼羅(すなまんだら)」が、山形市の公民館から縁あって香川県小豆郡小豆島町の小豆島霊場40番札所・保安寺(宮内義澄住職)に寄贈された。宇宙を表した極彩色の仏教美術が放つ存在感は強烈で、同寺では11月をめどに本堂を増築して一般公開する予定。搬入に尽力した同寺の宮内亜門副住職(53)は「国内では数少ない貴重な仏教美術作品。多くの人にその素晴らしさを感じてもらいたい」と準備に力が入っている。
四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)は、館内で飼育しているケープペンギンの羽根を利用したオリジナルキーホルダーを初めて製作。羽が生え替わる「換羽期(かんうき)」だけの特別な記念品として注目を集めている。
防災や観光に関する情報を外出時にも手軽にキャッチしてもらおうと坂出市は日本郵便へ依頼し、6日から市内の郵便ポストに情報案内用QRコードをプリントしたステッカーの掲示を始めた。同様の取り組みは香川県内初。災害時の避難場所や観光名所の紹介など、市民と観光客らに役立つ情報発信に努める。
高松市を拠点に活動するアマチュア劇団「銀河鉄道」(上村良介主宰)によるミュージカル「BAD AGAIN」が22、23の両日、香川県高松市南新町の高松オリーブホールで上演される。庶民の暮らしが疲弊する江戸で、悪事を働き暗躍する悪人たちを痛快に描き、観客に「自由とは何か」を反語的に問いかける。