ロダンに学んだ日本人彫刻家として知られる藤川勇造(高松市出身、1883~1935年)の生誕140年を記念した展覧会が、香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。初期から晩年までの代表作を中心に28点が並び、モデルの印象を大切にした藤川独自の表現に迫っている。4月16日まで。


 日本工芸会(本部・東京)による公募展の受賞作を集めた「第40回日本伝統漆芸展」が、香川県高松市紺屋町の市美術館で開かれている。漆芸界の重鎮から新進作家までが高い技術を駆使して仕上げた作品の数々が並び、来場者を魅了している。26日まで。


 内海湾を見下ろす香川県小豆郡小豆島町西村の観光農園「小豆島オリーブ園」で、黄色いミモザの花が鮮やかに咲き誇っている。青い空や海を背景にふわふわとした小さな花が映える様子が、観光客らの視線を引き付けている。見頃は4月上旬ごろまでの見通し。


 香川県丸亀市浜町の市猪熊弦一郎現代美術館で21日から、企画展「山城知佳子ベラウの花」が開かれる。国際的に活躍する映像作家、美術家の山城知佳子さん(47)の西日本エリアでは初めてとなる大規模個展で、映像と音を融合した独創的なインスタレーションが楽しめる。6月4日まで。


 土庄町を訪れた観光客らに地元の観光名所をPRしようと、町商工会(丹生兼宏会長)は香川県小豆郡土庄町の町総合福祉会館の壁面に、大型の写真パネル4枚を設置した。青い海や夕景などが広がる美しい写真を見て、観光客らがスマートフォンなどで見頃の時間帯や場所などを調べている。


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