香川県高松市の漆芸家・後藤健吉さんと、現代美術家の朝子さん夫妻による「光」をキーワードにした企画展「モノクロームの光」が、同市塩江町の市塩江美術館で開かれている。漆の黒を追求した平面作品と、胡粉(ごふん)を用いた白色の立体作品などで構成される白と黒の空間が広がり、それぞれが放つ温かな光を感じ取ることができる。17日まで。


 打楽器・サヌカイト奏者として第一線で活躍する香川県高松市出身の小松玲子さんが9日、同市三谷町の「SALA AURORA(サーラ・アウローラ)」でコンサートを開く。県内での自主公演は約10年ぶり。サヌカイトの繊細な音色で、故郷の風土などを表現した調べを響かせる。


 60年余りの歴史がある「香川二期会合唱団」(団長・堀田典明)の第55回定期演奏会が9日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。「今、『再声』の時」をテーマに、新型コロナウイルス下でも消えることがなかった団員の合唱への情熱を客席に届ける。


 高松の夏の風物詩「第56回さぬき高松まつり」(高松市、高松まつり振興会主催)のポスターとTシャツが完成し、市が4日にお披露目した。ポスターは香川を舞台にしたファンタジー漫画「うどんの国の金色毛鞠(きんいろけまり)」と7回連続でコラボレーション。Tシャツは屋島山上から望む花火や美しい夜景などを鮮やかに表現している。


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